必要無くなったものは買取業者に引き取らせる

骨董品を売る

中国に行っては買いあさっていた

自分が始めて中国へ旅行に行ったのは中学校1年の時でした。親父は中国と関係のある仕事をしていたので、中国の知り合いも多く、中学は1回、高校は2回と中国へ旅行したのを覚えています。とりわけ毎回の旅行で必ずと言って良いほど、中国の骨董品を探しに骨董市場へ出かけ、年代物の壺や掛け軸、水墨画を勝手いたのを覚えています。初めは日本で買取してもらうために、また中国の物を日本で販売するための準備か何かで商売の勉強か何かだと思っていたのですが、実際は違い、毎回の旅行で増えて行く骨董品が親父が特に目を掛けたお気に入りの品だったのは後で分かりました。テレビでも鑑定の番組があったりして、日本での買取価格はどうなのかとても興味を示していたのに、実際は個人趣味だったって話で、当時は骨董品がガラクタばかりに見えて親父と喧嘩ばかりしていたのを覚えています。

骨董品の本物、偽物の区別

正直、親父は骨董品の知識というものはちゃんと持っていなかったと思います。例えば壺などの品ですが、壺底に中国の清朝時代や明朝時代に作った物と明記しているだけで、その字体から察してこれは本物だと言っていたりしていた事がありました。本当かどうか自分もまだ子供だったためそこまできちんとした目を持っていませんが、実際に骨董屋に行って買取査定してもらうと、少額な金額なのではと疑いの目で見ていました。実際世の中に出回っている本物と呼ばれる骨董品はそれこそ大事に保管されているのが普通だと思いますが、親父が購入してきた物はそうではなく大半が箱等が無いものばかりでした。実は大人になってからこっそり質屋や骨董品を扱っている所へ持っていき、買取の鑑定または真偽の鑑定をしてもらった事があります。殆どがやはり模倣品でしたが1点、本当に年代物の壺があったのが判明し、親父に報告するととてもうれしそうにしていたのを今も忘れません。